9月15日〜10月14日までを生き延びるために

郵便事故という不運があったとはいえ、我が家では既に8月分から障害基礎年金の支給がストップしてしまっている。年金事務所の話によると、“早ければ”10月の年金支給日に8月分から遡って支給されるとの事なのだが、何しろ8月分、9月分の生活費はどうにかしなくてはならない。

現在の我が家の1ヶ月分の必要資金は11万円弱だ。とりあえず8月分はコンピューターで代用できる仕事用の機材を売り払うなどして確保したので、いま現在はどうにか生活ができているが、問題は9月15日から10月14日までの1ヶ月間だ。この期間をどうするかについて散々無い知恵を振り絞った結果、ついにこれまでではほぼあり得なかった決断をした。

それは“コンピュターを売る”だ。妻の療養生活を守るためにはこれしか選択肢がないのだ。

コンピュターを売るといっても、現在私が稼ごうと思っている事では必ずコンピューターは必要になるので、正確には現在のコンピューターを売り、型遅れの代用コンピューターに買い換える事で差額を得る事に決めた。

それ以外にも、妻がどうしてもこれだけは売るなと言って譲らない“ネコの絵が印刷してある機材”の最後の連携相手として残しておいた機材も合わせて売る事にした。こちらの方は、もう既に販売が完了して、4万円ほどで売るつもりがまさかの人気で6万円ほどまでになった。

9月14日まで過ごした時点で残る予定のお金は1万円ほどなので、上記6万円と合わせて都合7万円は確保できた。あとは足りない4万円を確保すれば良いので、現在使用中のコンピューターと買い替えの型遅れコンピューターの差額が3万円ほどになれば、あとは細々としたものを売って1万円ほどになればなんとか1ヶ月に必要な11万円は確保できることになる。

こういうわけで、先日売り払った機材に加え、周辺機器を合わせて約2万円分ほど売りに出している。これは、細々としたアクセサリー的なものたちなので、期限内に全部売れるとは限らないし、手数料も取られるので、多めに売っておかないと必要額が確保できないためだ。現在までに、これらのうち9千円分のものたちに買い手がついている。

同時に、買い替えの型遅れコンピューターを探して購入した。こちらは2012年モデルのiMacで、21.5 inch、CPUは2.7Ghz intel Core i5、メモリは8G、HDDは1TBのものを見つけて、4万円ほどで手に入れた。Bluetoothのキーボードとマウス付きだ。型遅れiMacはこれほどまでに激安なのかと驚愕したが、実際に届いてセッティングしてみると、iMac本体にはエッジの部分などに何かぶつけたような凹みなどがあるものの、液晶は問題ないし、HDDも正常、その他も全く問題なしで、Bluetoothのマウスには多少の使用感があるものの、キーボードに至っては、未使用なのではないかと思えるほどの綺麗さだ。かなり状態が良いものだと思われる。ただ、前オーナーのコンピューターアカウントが残っていたことと、OSがMac OS Xで古いバージョンだったので、インターネット経由でOSのクリーンインストールを行って自分のApple IDに紐付ける作業などをした。いま現在は、使っていたアプリをインストールし直しているところだ。データの移行は手作業で行う予定なので、もう少し使い始められるまでには時間がかかる。

こうなると、いま現在私が使っているコンピューターが7万超で販売できれば良いことになる。もともと現在使用中のコンピューターは13万超で買ったものだ。こちらはMacbook Proで、2.6GHz intel Corei5のCPU、メモリは8Gなのだが、500GBのSSDだったり年式も今回買ったiMacよりも1年新しかったりということで、相場を見た所7万円〜8万円といったところだ。十分期待はできると思う。うまく7万を超えるような値がつけばいいのだが・・・。

そんなわけで、まだ確定したわけではないが、9月15日から10月14日までの1ヶ月間も、なんとか生き延びれそうな目処が立ちつつある。

まだそもそも障害年金の支給がこれまで通り決定するか、支給されるとしても10月に間に合うのかなど、問題は色々とあるが、そこは心配しても仕方がない。いますべきことに集中したいと思う。

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コメント

  1. Toshi より:

    こんにちは。Toshiです。生活費で苦労をされているご様子。私も先日までは借金の返済に追われていましたから、それはよくわかります。最大で500万円もの金額を借金していました。幸いに今では私の年金と妻の障害年金(2級)だけで生活できるようになりました。ありがたいです。
    以前はフリーでも収入があれば借金ができましたが、現在ではカードローンや他の金融機関からも一切借金ができなくなりました。私はその代わりに不動産を担保にして事業資金という名目で何とか借金をしてやり繰りをしていました。不動産があれば貸してくれる金融機関は探せばあります。もちろん抵当権をつけなければいけませんが。
    また最後の砦として、社会福祉協議会がやっている生活福祉資金貸付制度というものがあります。障害者や低所得者向けのものです。県や市などの建物の中に社協が入っており、そこで借りることができます。連帯保証人がいれば無利子。いない場合でも低金利で貸してくれます。10万から20万くらいならば条件さえ整えば融資をしてくれます。一度、ネットでお調べになってはいかがでしょうか。
    生活費に限らず、いつ、急なお金が必要になるかもしれません。私も暮らせるようにはなりましたが、老後に備えて仕事を継続して貯金をするつもりです。
    本当にフリーの人間には世間は冷たいですから、何とかいざというときの金策を考えておくことが大事だと思います。一応、ご参考までに。

    • schizo より:

      Toshiさん
      ご心配いただきありがとうございます。我が家は前回の投稿に書いた通り、持ち物の中で売れるものを売り、一方で障害基礎年金が10月に8月分から遡って支給されるようやっと手続きを済ませたという状況で、実際に10月に支給されるかどうかまだ不明なので、万が一の際には社会福祉協議会に足を運んでみるつもりです。調べたところ、幸い私たちの住んでいる地域でも窓口があるようで、おかげさまで少し安心材料が増えました。ただ借金はできるだけしたくないという思いがあり、まずは9月15日から10月14日までを乗り切れるように、今の所引き続き売れるものを処分しています。つくづく精神障害を持つ家族を持ちながら、元気一杯で働くことの難しさを痛感しているところですが、折れないように頑張ろうと思います。