我が家の花粉症対策

毎年、3月中旬から5月半ばごろにかけて、我が家では(特に私が)花粉症に苦しめられるのだが、今年はどうも妻も花粉症に苛まれているようなので、遅ればせながらいろいろ調べて数週間前から対策を始めた。

花粉症というのは、簡単にいうと杉やヒノキ、その他の花粉に対して体の免疫機能が過剰に反応して、アレルギー症状として目のかゆみや鼻水、微熱などのが現れるものらしい。なので体の免疫機能を高め、アレルギーを起こしにくい状態へと体質改善するのが重要ということだ。もちろん花粉症の薬を服用するとか、レーザーを鼻腔内に照射することで花粉自体に反応しない鼻にしてしまうという予防法もあるらしいが、どうもそういう西洋医学的な荒療治は好きではないので、例によって食事や生活習慣などを改善する方法を取っている。

花粉症に効く食べ物は、発酵食品や根菜類などの食物繊維、そして免疫力を高めるための蜂蜜など、ということなので、早速ヨーグルトやチーズ、納豆、味噌、漬物などの頻度をあげ、同時に野菜の量も増やすよう心がけている。メニューとしては、「サバの味噌煮と納豆ご飯と味噌汁、白菜の漬物添え」とか、「チーズを乗せたパンとコーヒー&いちごヨーグルトハチミツがけ」などだ。もちろん妻の歯が弱くなっていてボロボロ欠けたりすると困るので、きのこ類とカルシウムも引き続き重点強化食品だ。

反対に、妻が好きな甘い飲み物やお菓子は極力減らすようにしているのだが、それだけではかわいそうなので買い物に行った日にだけは「今日は買い物だから特別だよ」と言ってアイスクリームなどを出すようにしている。

気になる花粉症対策の効果、だが・・・
なんと今のところ目立った効果は

ゼロ!!!

これはどうしたことか・・・。困った。日夜鼻をかみ、夜は寝付くまで鼻が詰まって息もままならないというのに・・・。妻も今年はよく鼻をかんでいるので、一日一個のペースで箱ティッシュが無くなっていくのだが。

しかし、今やっているのは「体質改善」のための努力なので、そうそう早くに効果が出るものでもないのかもしれない。しかし、思えば今よく出している食事のメニューは、かつて実家で母が作ってくれていたいわゆる“地味ご飯”と私が呼んでいたものとなんら変わりがない。私が作る場合は、流石にサバの味噌煮などは缶詰なのだが、それ以外は地味にコツコツと食材を包丁で切り、作っている。

そういえば若い頃に実家にいた頃は花粉症などとは無縁だった。働き始め、都会で一人暮らしをする中で、外食やレトルト、コンビニ利用などが増えるにつれて花粉症がひどくなって言ったように思う。やはり、何事も必要以上に手軽さを求めず、コツコツと、地味にやっていくのが良いということなのだろう。

ー追記ー

本文投稿時に「目立った効果はゼロ」と書いたが、よくよく考えると細かいところで体質が改善されているのを感じる。例えば、毎年冬から春にかけて、温めたりした場合に足のスネ辺りが痒くなることが多かったのだが、今年はこれが全くなかった。痒くなったりするのも一種のアレルギーかもしれないので、まずはこういうところから効果がじわじわと出てきているのかもしれない。

スポンサーリンク
SPL_Simplicity_336280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
SPL_Simplicity_336280

コメント

  1. まさと より:

    自転車で10分走ると川は流れ、土堤から河原に下り、アブラナを踏み分け進みます。石ころや木切れを探し当て、遠くまで投げ入れると、小さな音がして。結婚前に二人で深夜の校庭に忍び込み、プールで泳ぎました。
    妻はよく、トランジスターラジオから流れる曲に合わせて歌います。昔の歌を。目を閉じて。たまに涙を流しながら。
    今夜も川に下り、近寄ると、みんな消えてくれるのに、後悔だけは淀みの中から水面に浮かび上がりますが、気にすることではありません。煙草に火を点けて、さてこれからどうしよう。それはこの一服を吸い終えてから。
    近頃になって一緒に外に出掛ける機会が増えました。緑地公園や近所のスーパーなど。余所見をしながら、道端の花を採り、串カツのおいしい居酒屋に、とか呟くけれど、さすがにそれは無理で。
    車椅子は上り坂と同じ位に下り坂でも力が要ります。あの見晴らしが良くて川が見えそうな所まで、と言われると、一瞬考えます。

    • schizo より:

      まさとさん
      コメントいただきありがとうございます。コメントを読ませていただくと、情景が目に浮かんで来るようです。静かな、でも密度の濃い時間ですね。奥様と一緒にお出かけになることが増えたのはいいことですね。羨ましいとすら思います。うちも少し前までのように妻が出かけたがると嬉しいのですが・・・。車椅子での外出は、力もいるでしょうし大変そうでもありますが、どうか安全だけにはお気をつけて、奥様と楽しい時間を多く過ごされるよう願っております。