11月7日に妻が調子を崩してから、今日でついにまる一月経過したことになる。
その間、文字通り毎日のように×もしくは××(二重×)の状態で、良い時間帯も朝か夜に数分〜數十分程度だった。ご飯は食べない事が多く、ほとんど食べ残す。睡眠も数日間は寝ずのひとりごとで、たまに疲れて眠る程度だ。下のカレンダーは、2012年ごろからずっと記録しているものの最新の情報だ。私のすさんだ心を反映してかなり字も汚くお見苦しい状態だが、どれほど妻の調子が悪いか一目瞭然かと思うので、あえて公開してみようと思う。たまに◯などがついても“(1h >)”などと書いてあるのは、“話が通じるような調子の良い状態が1時間も持続しなかった”という意味だ。
もちろんこれまで定期的に通っていた歯医者も11月初旬以降は行けていないし、精神科も10月に行ったきり、11月は全く行くタイミングがなかった。精神科の方は、医師も妻の状態を知っていて「来れる時に来てください」と行ってくれているので一応安心はしているのだが、それでも数ヶ月行けないなんてことになったら大変なので、少し内心焦ってきた。
実はこのような状態になったのは初めてではなく、思い起こせば毎年のことではあるので特段騒ぎ立てることもないのかもしれないが、それでも妻が何日も寝なかったり、調子がいい日が全くなかったり、ご飯を毎日食べ残したりすると心配になってくる。体力も大事だ。
この1ヶ月、妻が夜中まで起きていて変なものを食べていたり、あちこち電灯をつけて回ったり、物音や大声で私の方もほとんどちゃんとは寝れておらず、とうとうインフルエンザのような全身の痛みと高熱で数日間ダウンしていたのだが、妻は幸い感染しなかったようだ。まだ体力はあるのだろうか。
去年まではこのような状態になると、こちらも休めないし、それでいて口を拭いたり、手を拭いたり、ご飯を作って、残飯を処分して、皿を洗い、買い物だの、トイレの世話だの、お風呂の世話だの色々と介護に手がかかり、疲れてきたりしてつい変なことを妻がすると怒って止めたり、様々なことをやめさせたりしていたのだが、今考えると結果としてあまり良くない方向に行ったかもしれないと思うので、今年は放任だ。基本好きなようにさせている。
去年は、トイレの前にバリケードを作り、怒りながら電灯を消して回り、妻が変なものを食べていたら怒って取り上げたりなどしていたが、そうすると妻は思ったようにできない苛立ちからか、日に日に不機嫌になって行き、ついには笑いが消えて、絶叫と号泣に明け暮れていたが、今年はそういう「押さえつける」的なことは一切していない。そうすると、今のところ、毎日歌って踊ってたまに私の方に来て奇妙なポーズをとりながら訳のわからないハイテンションで面白いことを言ったりして、私も爆笑に巻き込まれたりしている。もちろん相変わらず「schizo死ね」「ザキ!!!」と言って来たりもするので、その時は私も応戦するが。
そんなこんなで、あっという間に怒涛の1ヶ月が過ぎた。この先どうなるのだろうか。
ちなみに、前回の投稿で妻が「schizo〜、お前なあ・・・○○しろ!」みたいな口調で喋っていると書いたが、この喋り方が普通というわけではないので一応触れておきたい。調子が良い時の妻は「schizoさん、○○してね」だ。体が小さく、声も小さく、おとなしい印象なので、例えるならば北斗の拳に出てくるリンあたりが近いかもしれない。
私はといえば、「あ〜たたたたたたたたぁ」「うゎたぁぁっ!!」などと言っているケンシロウのようなタイプでは、もちろん無い。