もう今の妻の介護中心の生活になってから7年が経過した。
一度立ち止まって、現在の生活パターンを記しておきたいと思う。その中で、当初想定していたことや、想定外のことなど色々あるので、うまくいったこと、うまくいってないこと含め、書き留めることで何か見えて来るかもしれない。
【妻の調子がいい場合の平均的な1日】
AM07:00 起床。妻からの「おはようございます🐈」というメールに返信。
AM07:30 朝ごはん作りと配膳。
AM08:30 朝ごはんの片付けと皿洗いなど。歯磨きなど。
AM09:00 妻がぬりえやゲーム等で遊ぶので様子を見つつ、基本一緒に遊ぶ。病院や歯医者に行く場合もあり。
PM12:00 お昼ご飯作りと配膳。
PM13:00 お昼ごはんの片付けと皿洗いなど。歯磨きなど。
PM14:00 妻がぬりえやゲーム等で遊ぶので一緒に遊ぶか、忙しい場合は自分の作業その他の用事、買物等。
PM15:00 妻が風呂に行くので、様子を見つつ待機。
PM16:00 風呂から出た妻が休むので、しばし休息。
PM17:00 妻が夜ご飯を食べに来るので、夜ご飯作りと配膳。
PM18:00 妻就寝。「おやすみなさい😴🐈」というメールに返信後、夜ご飯の片付け、皿洗いなど。
PM18:30 風呂に入る。
PM19:00 風呂から出たら自由時間。自分の作業などをする。
【妻の調子が悪い場合の平均的な1日】
AM07:00 起床(前日徹夜で妻が叫んでいた場合は徹夜したり午後に目覚めたりすることもあり)
AM07:30 朝ごはん作りと配膳。
AM09:00 妻の部屋にご飯の進み具合を見に行く。食べてない場合は片付ける。
PM12:00 お昼ご飯作りと配膳。
PM14:00 妻の部屋にご飯の進み具合を見に行く。食べてない場合は片付ける。
PM16:00 妻が入るかもしれないと思いつつ一応風呂の準備
PM17:00 夜ご飯作りと配膳。
PM19:00 妻の部屋にご飯の進み具合を見に行く。食べてない場合は片付ける。
※基本、朦朧として過ごしているので、あまり自分の作業などはできない
2017年10月現在、妻の調子の良い日と悪い日の割合は週に半々ほど。
3日よければ3日悪い、中1日は中間期という感じだ。
当初の想定では、妻の悪いときも良い時も、私の方は変わらずマイペースで自分の仕事などを進め、ある程度稼いだりしながら、数年も経てば割と経済的にも余裕ができて、そのうちに妻の病状もだいぶ改善するんだろうと思っていた。
実際のところは、とてもではないが“マイペースで何があろうともコツコツ作業を進める”などということはできず、仕事の方もさほど稼げてはおらず、いいことがあれば喜ぶが、そうでもないことも多いので落ち込んだり、ストレスから余計なものを買い込んでしまったり、ヘマをやらかしたりしながらカードのご利用残高だけは着実に増えていっている。
妻の障害基礎年金や障害特別手当などは淡々と入金されているので、さながら私の本職は妻の介護で、私の仕事など趣味にしか過ぎないのではないかとすら思えて来るほどだ。
思うに、例えば妻を入院させるなどして、ある程度自分と妻を物理的に引き離し、マイペースを保てるようにすれば安定して仕事にも集中でき、経済的にもある程度潤って来ると思う。妻を入院させることにより被る様々なリスクと引き換えにはなってしまうが。今はそのようなことはしていないので、当然といえば当然の結果なのだろうが、つくづく介護など甘いものではないと思う。妻が起きている間は常に目を光らせ、危ないことがないか、楽しく過ごせているか、栄養は取れているか、衛生面は、睡眠は・・・、などと、数え上げればきりがないほどの項目があり、それに対応する様々なすべきことが発生する。
今の心境としては「このような状況であっても、介護を言い訳にせず、なすべきことをコツコツとこなし、数年以内に仕事を軌道に乗せるつもりだ」などと軽々しく言う気には全くなれない、というのが正直なところだ。やっぱり疲れる時には疲れるし、できないことはできないし、やはり精神的な状態がもろにやる気というか、私自身の体の状態にも現れるので、まずはしっかりと(でも休みつつ)介護をやり、その中で、できる範囲で、少しずつ自分のこともやっていきたいと思う。
コメント
お疲れ様です
よく本人が一番大変だと言いますが、それをサポートする家族もまた本当に大変で辛いことも多いと思います
私の実家は父のうつ病治療が最優先でしたので、己の病気に振り回されながら父の思う通りに生活するというのはかなり辛かったです(思い通りにならないと父は今も時折暴れます)
夫は、私のことは好きだけど私から少しでも離れられる時間はホッとすると言ってますが、まさしくその通りだなと自分の経験も込みで感じます
穏やかに過ごせる日が増えるとお互い楽ですね
schizoさんも、朝晩冷え込む時期ですのでお身体大切になさってくださいね
梅子さん
コメントありがとうございます。
そうですよね。病気になっている人本人も治ろう、もっと良い人生にしたい、と思って頑張っていますけれども、それをサポートする側も本当に大変です。そして時には離れる時間や休息、自分自身が没頭できることなどが必要なのだと思います。人生というものはなかなか理想的には進んではくれませんが、梅子さんもご自愛なさりつつ、息抜きしつつ、お過ごしください。また遊びに来て下さいね。