前回の投稿で、眠剤の抑止効果でもしかして毎日寝ているのか?というような内容を書いたが、あれはどうも見当違いだったようだ。
昨日土曜日午後3時過ぎから今の今まで、ずーっとぶっ続けで妻は調子が悪く、非常に大きな声でぎゃんぎゃん叫び、泣きわめいている。相手は芸能人だったり過去の知り合いだったりするが、だいたい恋愛がらみの内容で、価値観が許せない的な事や、単に気持ち悪い、嫌いだ、かわいくない、などの非難の言葉が次々に飛び出してくる。主に悪いのが女性で、たまにワルの代表みたいな感じで男性芸能人の名前が出てくる。
もう日中は暑いのに、カーテンとサッシを閉めきり、真っ暗な部屋でシーツなどもぐちゃぐちゃにめくれ上がったりしながら、かれこれ睡眠無しノンストッップ状態だ。私はお茶を持っていったり、枕の下に入れる氷を持っていったり、ご飯をベッドに運んだり。
眠剤・・・。出ているのだが、昨夜はもう寝るか、もう寝るか、と思いながらついに朝になってしまい、タイミングを逸してしまった。
私は、できる事なら妻が抱えているいろんな負の思いみたいなものを全て吐き出させてやりたいとは思っているが、もうさすがに寝てないし、妻は疲れ知らずで叫んでいるし、かなりきつい。
土曜日、妻が調子を崩す直前、通販の3DS用デコ接着剤などが届いた。妻は箱を一応開けて、そのまま妄想に突入したので、今も私の机の隣に接着剤がおきっぱなしだ。そういうわけでまだデコれていない。
今日は日曜日。借りていたDVDを返しにいく日だ。今回は妖怪ウォッチとポケモンの二本立てにしてみた。今回はポケモンの途中で妻は調子を崩したものの、妖怪ウォッチはぬりえをしながら2回も観ていた。気に入ったようだ。これから妖怪ウォッチとポケモンの劇場版2作目でも借りに行こうか・・・。
コメント
10年前に他界した私の母も統合失調症でした。イスに体操座りで縮こまり、すねをさすりながら「盗聴魔の管理人さん」と毎日喧嘩していた母。しかし、まだ学生で若かった私は母の病に十分に寄り添ってあげられませんでした。今は自分も子を持ち、健在だった頃の母の姿を思い出しながら子育てに奮闘する日々ですが、母の病は、苦しみは、一体何だったんだろう、、そんな想いでブログを拝読させていただいております。
schizoさん、どうかお身体を大切に、phreniaさんの容態が回復に向かっていくことを本当に本当に心から願っております。
chuchuさま
コメントありがとうございます。
お母様が私の妻と非常に良く似た症状をお持ちだったようですね。もうお亡くなりになったということで、少しショックを受けました。ご冥福をお祈りいたします。
妻も盗聴してくる有名芸能人と闘う日々です。本当に、妻やchuchuさんのお母様たち統合失調症を患っている人たちの病、苦しみ、悲しみ、ストレスはいったい何なのか、どうすれば良いのか、癒される事があるのか、ということを私もよく考えます。ただ、セシュエーの『分裂病の少女の手記』に出てくる少女や、その他コメントを下さったりする方で実際に良くなられた方達がいらっしゃることを心の支えにして頑張っています。
chuchuさんのお母様の苦しみが、生前に少しでも和らげられ、安らかに逝かれ、そして今も心安らかにあちらで過ごしておられる事を願っております。
こんにちは
SCHIZO様や他の方々のブログを拝見してますと
あーあんなことがあったっけ、そーいえばそうだったなーと新発見ではないのに、軽い驚きで思い出すことがあります。
ぜんぶ覚えてたら、穴に入りたくなっちゃうよーと笑う主人・・・
急性期?でしょうか、、そのころの体力はすばらしく寝食などすっとんでストレス発散の日々だったようです。
でもいつも主人は、
朝だよー昼だよー夜だよーと、すっ飛びまわる私がいても、せっせとカーテン、雨戸 朝は開け、さーごはん、さー犬の散歩、さーなんだかんだ・・・で、いつの日より主人のペースになっていました。
主人は、趣味の多い人だと思います。
重度障害者に認定された私をみても、ため息つくような感じがなかったです。頭をかかえこむより、時は金なり、という感じで、あーいそがしあーいそがし、
でなんかキラキラ耀いて見えたんです、だからひきつけれらるようにそばに居たかったのかもです。
うまくいえなくてごめんなさい、
ただ、こんなパターンもあると何かのお役に立てるならと思いまして
先生は、いつも
お薬は補助なんだよー
泣くことよりも自分でできることをたんたんと続けること、治すのは自分だよー
と、いわれます。
よくお休みになれますように・・・
こんにちは。
コメントありがとうございました。
すずさんとご主人のご経験はとてもためになります。すずさんもご主人もそのような大変な状況でも明るくそしていそがしく過ごしておられたのですね。
私は妻がやはり重度障害認定で、だんだん、ひしひしと「ああ、本当に重度なんだ。これは文字通り重度だ。ホントもうダメだ。絶望的だ。」みたいにたまにしょんぼりしてしまっていますが、医師に一喜一憂するのがよくないとか、妻の母にも介護者が感情をあらわにするのは良くないと言われつつ、なんとか頑張っている感じです。
最近はブログのコメントでも本当に元気づけられたりしています。
急性期ということは、このたまにある不眠不休の妻の大爆発も、いずれは収まるような期待が持てますね。
ご主人さんはすごい人ですね。私もすずさんのご主人を見習って、いろいろくよくよする間もないほど行動して、妻から「まぶしい」と思われるようになれればいいなあと思っています。