昨夜、少し気づいたことがある。
いつも調子が悪くなる前兆として「何事かぶつぶつつぶやきながら、両手でゆっくり頭の横をこすり始める」というのがあるのだが、ベッドの中でそれが始まったときに、おなかの上に手を置いてあげたところ、やんわりと手を握り返してきて、そのまま私の手を妻の肩や背中のあたりに誘導してきたので、少しばかり肩や背中をマッサージしてあげたところ、妻はそのまますやすやと寝た。
いつもは調子が悪くなる前兆の後、ほどなく大絶叫が始まるのだが、こういうちょっとしたスキンシップも大事なのかもしれない。あと、何とは無しにいろいろ話しかけているのだが、話が通じている通じていないに関わらず、これも精神的な安定につながっているような気がする。
今朝は少し寝坊したようだが、妻が朝からパンをお皿の上に並べ、インスタントコーヒーを淹れた。その後はずっとディズニーのぬりえだ。スティッチを一生懸命ぬっては見せにくる。
(14時追記)
午前中、調子が良かったが、昼ごろ急にカーテンを閉め、小さくうずくまって叫び始め、また調子の悪い状態になってしまった。「出て行け」だの「いるからトイレに行けない」だの言っている。誰かが侵入したと思っているらしい。