いつぶりかはわからないが、ものすごく久々に、妻と電車に乗ってお出かけしてみた。
妻は通販雑誌が好きで、ゲームをしていないときはだいたい通販雑誌を見ている。たまに指さしているスカートや春夏の服があったので、注文して届いていた。
その日はちょうど家に食材がなくて「お昼食べに行くか?」と言ったら、妻がその服を着たので、近場で済ませる予定を変更して、電車に乗って近郊の都市に足を伸ばした。妻も病気とはいえ、女性なので、オシャレなところに連れて行ってあげたいのだ。いつもいつも近場でジーンズだったので、いい機会だと思った。
電車に乗ると、妻は話は通じないものの、ニコニコしていて、楽しそうだった。写真も撮った。マックが好きなので、都会に着いたら早速マックに入り、その後街の中心街に連れて行った。何をするでもなく、歩いたり、ベンチに座ったり、カフェに入ったりして、のんびり過ごした。ふと思い立って、一番端っこまで連れて行こうと思い、港まで連れて行った。疲れたのか、そこらあたりで、独り言がひどくなってきたので、少し居てから帰途についたが、家に着くまで妻はずっと独り言をいいつつニコニコしていた。
家に帰ってしばらくしたら、また少しひどくなってしまったが、写真も撮れたし、連れて行けてよかった。そのうち、また以前のように、元気に、ふつうにお出かけできる日が来るだろうか。
コメント
似たような境遇の方がいらっしゃったので、思わずコメントしました。
2ヶ月ほど更新がないですがお元気でしょうか?
我が家では現在症状が落ち着いております。
妻が死ぬほど嫌がったのですが、警察にご厄介になったついでに入院をしました。
入院は過去5、6回ありますが、よくなるかどうかは良い病院に当たるかどうかですが・・・
悪化して帰ってきたケースもありましたので。
うちはたまたま実家に理解があり、退院後実家に帰って4年ほど経ちます。
妻と病気と格闘してきた10年の中で今が一番落ち着いています。
やはり落ち着いた環境が良さそうです。
お互いにのんびりとやっていきましょう。
はじめまして。ブログ、一気に読ませていただきました。私の妹も、奥様と同じ病気でもう20数年彼女は病気との闘いに明けくれています。私は姉として、何ができるのか悩んでいる時にこのブログに出会い、精神の病に苦しむ人と、その方を体ごと支える人の真実に心をギュッと掴まれた思いがしました。運命に負けないで、頑張って下さい。そして、ご自身のお身体も大切になさって下さい。私もめげずに前へ進みます。勇気をもらいました。ありがとうございましたm(__)m
ユウさん、sachiさん、コメントいただきありがとうございました。そして長い間のブログ放置ご容赦ください。本当に何年も何十年も、この病気で闘病されている方とその家族の方々の状況を想像すると、胸が痛みますが、どうか負けないで頑張ってください。