現在の治療方針

今の病院へは、2011年の3月末から通っている。その時からずっと同じ医師に担当いただいているが、通い始めから現在までのこの主治医から言われている治療方針は以下のとおり。

・過去の継続的な数種類の向精神薬の服薬による副作用、そしてその副作用を抑えるための薬に対する副作用が出ているので、向精神薬は常用せず、頓服的に現在持っている向精神薬を使用する。

・過去のいやな経験が妄想の中でたびたび出てくるので、現在の生活で出来る限りよい経験、楽しい経験をさせるようにする。

・調子の良い日には、無理させない程度に散歩や軽作業などをさせる。

・できるだけ日常生活において、妄想の世界と現実の世界を繋げて本人が理解できるように、現実的なもの(カレンダー、時間、季節ごとのイベントなど)に本人が触れられるようにする。

<メモ>

この治療方針は、過去の病歴、通院・入院暦を含むこれまでの経緯を現在の主治医に最初にお話した時に、主治医から示していただいたものだが、私個人としては、非常に嬉しく思っている。というのも、これまでにも何人かの医師にお会いし、診て頂いたが、どの医師もどれだけお話しても最後は「とにかくお薬」ということで、何らかの薬を処方してきたからだ。「そのような副作用があるなら、より副作用の恐れの少ないこのお薬」とか、「その副作用を抑えるためのこのお薬も合わせて出しておきますね」とか。

妻は一度、お薬の副作用で死にかけて、その副作用を抑えるお薬で死にかけて、さらにその死にかけた症状を改善するために多量のお薬を処方されたのだから。

もちろんその大量の「副作用の副作用を抑えるためのお薬」は、ある時期から全然飲んでいない。

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