幸先の良いスタート

今日はいろいろと重要なイベントが目白押しだった。

朝から、月に一度の通院、それから市役所での障害者手帳と自立支援の更新手続き、それから以前からリボ払いしていたクレジット会社への残金一括返済手続きをやった。

実は昨日10日の妻の状態は××〜×(ひどい妄想+興奮~ひどい妄想)で、時計の針が午前0時を回ってからも、ずっと×状態で、今日11日の朝6時くらいまでブツブツブツブツ言っていた。寝れたのは朝6時~8時の2時間だけだったので、病院に行けるかどうか不安だったが、妻も「病院に行く」というイベントは特別なものだとわかっているらしく、朝8時に起こしたら△~×の状態だったが、着替えてごはんも食べ、無事に病院に行くことができた。

妻にとって、どうも主治医に調子の良い姿を見せる、というのは重要なことのようで、医師の前でだけは、ほんの一瞬だけしゃきっとする。今日も×状態だったのに、主治医が「あけましておめでとうございます」と言うと、妻も「あけましておめでとうございます」と言った。だが、しゃんとしていたのはそこまでで、以降はグダグダでわけのわからないことばかり言っていた。しかし、聞いてもらいたいという思いはあるようなので、非常に良い傾向だと思う。

主治医には、手帳と自立支援更新用の診断書を書いていただき、それからここ3ヶ月半の妻の症状の波をグラフで表したものを見ていただいた。妻にもこういう◯や×などの日々の動きを見せ、どう思うか訊いたりするのは、現実感を取り戻す上で非常に大事なことだということだったので、今後も継続していくつもりだ。

その後は、お昼を食べにショッピングセンターへ。これは妻がどうも毎月楽しみにしているらしきものだ。だいたい行く店も決まっているが、今日は別の店も帰りに見せてみた。次回あたり興味を示すだろうか。妻は妄想継続中だったが、いつものお店でぶつぶつ言いながらも美味しそうに食べていた。そしてきらいな葉物野菜を残す。いつものことだが。その後、ドーナツ屋さんでコーヒーを飲ませてあげた。妻はこういうダベるような過ごし方がどうも好きなようなので、病院の帰りくらいはイベントがてらというか、ちょっとした華やかな現実の世界との数少ない接点なので、妻の病気にとっても何か良い影響があるかもしれないと思って、ずっとやっている。

その後はバスで市役所へ。いつも処理をしていただいている方がいらっしゃったので、またその方にお願いした。状況も何もかもわかっているので、とてもスムーズに行くし、定期的に会う人がいるというのも、私にとっても、たぶん妻にとってもいいことかも知れない。笑いかけてくれる人がいる、ということはものすごく幸せなことなのだろうと思う。今の病院の主治医しかり。この市役所の担当の方も。ありがたいことだ。

家に帰ったら、疲れたのか妻は急に××状態になってしまい、かなり興奮して荒れていたが、私はすぐさまクレジット会社Aに電話をし、リボ残金を確認して全額振り込んだ。
めちゃくちゃすっきりした。葬ってやった気分だ。

別にクレジット会社にうらみはないし、手数料を月々払うことを代償に、過去にまとまった金額を融通してもらったので、むしろありがたい存在なのだが、こうもクレジット会社3社同時のお付き合いとなると、ちょっときついので、これできれいさっぱり1社とは縁が切れたと思うと、やっぱり清々しい。

これで、来月からはこの会社にはリボ返済がないので、少しは余裕がでるかもしれない。もちろん余剰分は、次の標的、クレジット会社Bを葬るために積み立てていくが。めざせ脱・リボ地獄だ。

そんなわけで、清々しい幸先の良い2013年のスタートが切れたような気がする。

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