妻の病状(2012年12月現在)

基本的に、サイン波のように良い状態と悪い状態を繰り返す。サイクルは不定期。

・すごく良い状態(◎):多少ぼやっとしながらも話が通じる。話しかけてくる。名前が書ける。タオルを交換するなど簡単な家事ができる。

・良い状態(◯):わりとぼやっとしながらも話が通じる。自発的な行動は見られない。

・移行期(△): 黙る。話がだんだん通じなくなる。足や頭など特定の場所を何時間でも擦り続ける。

・悪い状態(×):ひどい妄想。ぶつぶつ一人で喋る。誰かと話しているような感じ。機嫌の良いときと悪いときがある。

・最悪状態(××):ひどい妄想。興奮して大声でわめく。泣く。扉を力いっぱい閉めたり、食器を壊したりする。まれに機嫌のよいときがある。

良い状態は数分~数時間、移行期、悪い状態とも数時間、最悪状態はおおむね20時間~30時間程度。

良い状態のときは、病気再発前には聞いたこともなかった地方の言葉で話す。なのでたまに聞き取れないこともある。

悪い状態・最悪状態のときは、大学~就職していた頃にいた場所の言葉で話す。

最悪状態でも同居している私に自発的に物理的な攻撃をしてくることはない。

良い状態のときは元気良くご飯を食べる。

移行期・悪い状態のときは、食べるスピードが著しく落ち、たくさん残す場合が殆ど。例えば焼きそばやトーストのパンを食べるのに3~4時間かかる。

最悪状態のときは、基本的には食べられない。食事に呼んでも来ないし、無理にテーブルに着かせても、箸やスプーンを持つ手が怒りのせいかわなわなと大きく震えており、何事かを叫びながら食器を壊したりして立ち去ることが多い。食べる場合も、口からぼろぼろと食べるそばからこぼしている。

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